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気象病(天気痛)



こんにちは!
マッサージ業務担当の加藤です!
すっかり春らしくなってきましたが、
まだまだ気候が安定しませんね。
急に天気が悪くなって来たり、
昼と夜の気温差が激しかったりと
身体には負担のかかる時期でもあります。

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今回はこの時期に多くなる”気象病”についてです。
(”天気痛”と呼ばれることもあります。)
テレビ等でも何度か取り上げられたこともあるので
御存じの方も多いかもしれません。
つい先日もNHKの気象予報のコーナーで
取り上げられていました。

気象病とは、台風や梅雨、雨の前など、気温や気圧・湿度という
気候の変化によって引き起こされる
身体の不調の総称です。
天候の変化によって

  • 頭痛(主に片頭痛)
  • だるさ(倦怠感)
  • やる気が出ない
  • 不安感や恐怖などネガティブな気持ちが強くなる
  • 眠気
  • めまい、ふらつき
  • 消化不良や便秘など胃腸のトラブル
  • 手足のむくみがひどくなる
  • 関節の痛み、肩こり
  • ぜんそく
など身に覚えがないのに突然体調が悪くなったり、
原因不明の不調を感じたりする場合は、
気象病の可能性があります。

その原因としては気温・気圧・湿度の変化による
自律神経への影響
身体へのストレス
前線や低気圧によって人間にかかる圧力の変化です。

特に気圧の変化に関しては耳”がセンサーとなっています。
耳の中にある内耳という器官が敏感な人ほど症状がでやすくなります。
どうして内耳が敏感だと気象病になりやすいかの
メカニズムについては難しい話になってきてしまうので
ここでは割愛させていただきます。

では気象病(天気痛)に対しては
どうすればいいのか?
テレビで紹介されたものそのままですが

・耳に手を当てて暖める ←簡単ですね。
・耳のマッサージをする ←やり方は下記にて。
・酔い止めの薬を飲む ←内耳の感覚を鈍感にさせることで症状を和らげるそうです。
        ※服用に際しては医師・薬剤師に相談を。

耳のマッサージのやり方としては 

1、耳を軽くつまんで、上・下・横に5秒ずつ引っ張ります。

2、続いて軽く耳を引っ張りながら後ろに向かって

5回ゆっくり回します。

3、耳を包むように折り曲げて5秒間キープします。

4、耳全体を手のひらで多い、後ろに向かって5回

円を描くようにマッサージします。


これを朝・昼・晩の3回行います。

痛みが出ない程度の強さで行ってください。


そして普段から天気予報や

気圧の変化をチェックしておくことも重要で、

前もって知っておくことで予防・対策がとりやすくなります。


耳マッサージもそうですが他にも片頭痛が起こりやすい人などは

気圧が変化する少し前に薬を飲んでおくなど対策がとれます。


気圧の変化はインターネットやスマホアプリ等で確認できます。

天候によって体調が左右されやすいという人は試してみて下さい!

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また耳のマッサージに限らず全身のマッサージを受けることも

自律神経のバランスを整えたり、

身体のストレスを取り除くなどの効果が期待できます。


当院では保険適用外の自費診療になりますが

国家資格を持った施術者によるマッサージ治療も行っています。

(私もその一人です)

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自費マッサージをご希望の方は当院スタッフにお尋ねください。

今回は整形外科っぽいまじめなブログ内容になりましたが

ご参考にして頂けたら幸いです。



by sohara-y_no1 | 2017-04-22 17:56

そはら整形外科院内での勉強会やイベントを記載していきます、週1回程度で更新していきたいと思います。


by sohara-y_no1