日本人は座り過ぎ!?
2017年 11月 10日
理学療法士の駒木です。
最近、メディアやネット情報で、
「座りすぎ」が寿命を縮める!? 日本人は世界最長とも:イザ! - iza(イザ!)
【めざましテレビ/ココ調】座りすぎの健康リスク!改善ストレッチと ... - 生活の泉
“座りすぎ”が病を生む!? - NHK クローズアップ現代+ - NHKオンライン
上記のように、情報が飛び交っているのが現状です。
座らない方法や、職場の環境改善、休憩を取るなど、
長く座らない方法や案を述べている情報が多かった印象があります。
でも、なかなか実行出来ない。出来る環境にない。というのは実情ではないでしょうか?
そこで、今回のブログの内容は理学療法士として、僕自身が考え、指導させてもらっている
少しでも楽に座っていられる方法を2点ほど、ご紹介します。
最初にお伝えしておきます。
全ての方に“必ず”該当するわけでもなく、その反面“全くもって効果が無いわけでもない”です。
また研究や実験を行ったわけではないので、
経験則で、お話しさせて頂きます。
それでは、1つ目です。

では、ここからは手順です。







洗濯バサミ側を前として座ってみてください。
端と端を合わせた所に洗濯バサミやヘアゴム、輪ゴムを使用し解けないように、まとめます。
まとめた側は低くなり、その真反対は分厚くなっているため、座った際に、軽度骨盤が前傾(前に傾くという事です)します。
坐骨結節で座れるようになりますので、(骨で座れるようになります)腰の筋肉に、かかる負荷は軽減する可能性が高くなります。
続いて2つ目です。

『セラバンド』
本来は、トレーニングなどで負荷を与える目的で使用しますが、今回は、そのゴムの特性を利用します。
では手順です。







もう一方の輪っかを反対の膝をめがけて引っ張ります↑



両方の膝と腰の3点支持となり、前から後ろ方向に加わる力と後ろから前方向に加わる力が上半身を介し頭方へ(頭側に)働かせるのではないかと考えてます。
その結果、実際に使用した感覚は、伸び上がるような感覚があるかと思います。
長時間座っていると、ついつい背が丸くなってしまうもの…
ゴムの弾性力を利用した改善方法です。
今回あくまでも一例として紹介させて頂きました。
実際に使用されて、調子が悪くなった場合は、すぐに中止して下さい。
またご質問などがありましたら、リハビリテーション科の駒木まで、お問い合わせください。
お忙しい中、一読頂き、ありがとうございました
